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臨床検査情報システム(LIS)

検体検査システム

従来の検査システムを塗り替える。
GL-3 Reで医療現場をリニューアル(Renewal)します。

検査状況をリアルタイムで管理 ー業務を最適化ー

臨床側に早く、正確に検査結果を提供するために、GL-3 Reのオンラインモニターにはリアルタイムでさまざまな情報を管理する機能が搭載されています。GL-3 Reでは従来のデザインを活かしながらより見やすさを追求。システム画面全体を疲れない配色へ塗り替えました。

オンラインモニター画面

1. エラー監視
検査の遅延・測定異常・精度管理異常などの情報をリアルタイムで監視・通知します。画面表示の他に、アラート音での通知も可能です。
2. 絞り込み表示
検査の進捗状況や患者の属性情報、異常値、未到着の検体などの条件を組み合わせた絞り込みボタンをご施設ごとに作成できます。
3. 報告異常値表示
パニック値の他に、項目ごとに“報告異常値”の設定が可能です。臨床側に報告しなければならない報告異常値があったオーダーには電話マークを表示します。報告者および報告内容を記録し、台帳印刷も可能になりました。
4. 経過時間表示
到着確認からの経過時間を背景の長さと色で表現します。2段階の設定(黄:警告→オレンジ:限界)で報告の遅延を防止します。
5. マルチワークシート表示
マルチワークシートの採用により、複数分野の検査状況を一画面で確認できます。検査の進捗状況や異常値に応じて、マークと文字色でわかりやすく表示します。

シンプル操作で負担を軽減 ー業務を最適化ー

ひと手間必要だった操作を、マスター設定により最適化。ワンステップでの操作を実現しました。

システム操作を最小限に

6. クイックアクション機能[一括操作]
複数項目に対して、結果やコメントをファンクションキーで一括入力。ワークシート単位で設定できます。
7. 業務遷移機能[操作ステップ軽減]
業務遷移ボタンをクリックすると、表示中のオーダー情報を引き継いで別の業務画面を起動でき、作業を効率よく進められます。

許可されている人だけが閲覧できるしくみ ー安心して作業できる環境ー

検査システムには、数多くの検査情報や個人情報が存在します。それらを安全、かつ適切に扱うために、さまざまな機能を備えました。

  • FeliCa*などの認証デバイスおよびパスワード入力によるオペレーター認証
  • パスワードは、有効期限管理はもちろん、長さ・複雑さを設定可能
  • 感染症や遺伝子検査等の機微な結果情報は、閲覧権限設定により項目単位でマスキング
  • ログファイルを暗号化

 *オプション

画面のマスキング

履歴管理と改ざんを検知するしくみ ー安心して作業できる環境ー

「いつ、どこで、誰が、どのような作業を行ったか」が自動記録されます。
入力や結果登録の作業はもちろん、検査結果の閲覧履歴も記録され、データの改ざんや不正閲覧から大切な検査データを守ります。

履歴管理と改ざんを検出

GL-3 Reと分析装置の連携 ー検査の質保証ー

検査業務の効率化には、より綿密な分析装置とLISの情報連携が必要です。
GL-3 Reは分析装置からのデータ取得または手入力により、クロスミキシングテストのグラフおよび報告書を作成できます。また、試薬情報を取り込むことで各種情報の一元管理も可能になりました。

GL-3 Reと分析装置の連携

検査の質を高めるために ー検査の質保証ー

QC試料のロット切り替え時に新旧のQCデータを比較するため、現在の精度管理図に新ロットのQCデータをプロットし同時表示できます。

GL-3 Reと分析装置の連携

出現実績ゾーン法による結果検証 ー検査の質保証ー

出現実績ゾーン法(CLINIEEL Zone-3)を用いることで、より高品質な結果検証を実現します。
オンラインモニターでの表示も従来より見やすくなり、検証結果が視覚的に捉えやすくなりました。

出現実績ゾーン法(CLINIEEL Zone-3)を用いた結果検証

ノウハウを共有できるマスターメンテナンス ー検査の質保証ー

検査室の資産であるマスターの管理は、検査システムを使用する上で必要不可欠です。
設定ガイドの表示や更新メモの登録・抽出機能により、マスター管理のノウハウをより共有しやすくなりました。

マスターメンテナンス