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検査室支援情報

検査室総合マネジメントのすすめ

代表20項目平均コスト指数算出の手引き

V:人件費 (項目別1依頼あたりの人件費)

人件費は各人の業務比率をもとに費用を按分します。
受付や前処理業務を含め、代表20項目に関わる何らかの作業を担当される方々の業務内容の把握が必要になります。

(1)人件費調査表入力

作成された人件費調査表に『人数』『年間総人件費』『作業グループ』『業務配分率』『関連部門コード(2桁)』『装置No.(3桁)』『項目コード(4桁)』を入力します。

※『人数』

初期設定から自動入力されます。

※『年間総人件費』

(標準係数1.4の根拠は、年収総額を1.0とした場合、退職引当が0.07、社会保険料等0.15、福利厚生費等0.07、旅費・研修費・その他0.1の各比率の合算値としています。)

※『作業グループ』

『作業グループ』には各技師の具体的な業務内容を入力してください。

記入例…「採血業務」「受付業務」「凝固検体遠心」「生化学項目分析/分析装置○○」
「用手検査/項目○○」「免疫検査部門管理業務」「分析機○○メンテナンス」等

※『業務配分率』

上記に示した各作業グループに対し、どれくらいの割合で時間を費やしているのかを、合計が100%になるように業務配分率を入力してください(人数割りや時間割で計算してください)。

※『関連部門コード(2桁)、装置No.(3桁)、項目コード(4桁)』

上記に示した『作業グループ』が、具体的にどのような部門、項目に関連する業務なのか、1つの『作業グループ』に対し『関連部門コード(2桁)』『装置No.(3桁)』『項目コード(4桁)』のいずれかを入力してください。右クリックすると入力補助リストが表示されコードを選ぶことができます。
項目の測定作業に直接関与しない業務、例えば「検査部全体管理業務」なら、検査部全体に関わる業務のため、部門コード欄に全ての部門コードを記入します。

人件費入力時のルール

  • 一つの作業グループには『部門コード』、『装置No.』、『項目コード』のいずれかを記入してください。併記の場合、人件費コストが算出されませんのでご注意ください。
  • 用手法や顕微鏡検査は作業グループとして登録してください。

「業務量登録」入力例

「業務量登録」入力例

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