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検査室支援情報
検査室総合マネジメントのすすめ
代表20項目平均コスト指数算出の手引き
II:装置費 (項目別1依頼あたりの装置費)
装置費は
- LIS(検査情報システム)
- LAS(検体搬送システム)
- 遠心機
- 分注機
- 採血管準備システム
- 分析機
の「購入金額」「償却費」「保守費用」「修繕費用」等をもとに、年間依頼数より項目別1依頼あたりの各費用を按分算出し、その合計を項目ごとの装置費とします。
装置費入力時のルール
- この代表項目平均コスト指数算出ファイルでは、償却期間を7年間として定率法で減価償却費を算出しますが、厳密に算出したい場合は装置別に法定耐用年数を入力してください。
- 各製品をリース契約にてご使用の場合はリース金額の契約期間月を乗じた金額を購入費用として入力してください。
- 既に償却年数以上経過し償却が済んでいる製品については、年間保守費用および年間修繕費用がある場合のみ該当欄に記入してください。
(1)装置費入力
代表20項目に関連する各装置の『装置名』『購入金額』『年間保守費用』『年間修繕費用』『購入orリース』と、関連する『部門コード(2桁)』、『項目コード(4桁)』のいずれかを入力してください。右クリックすると入力補助リストが表示されコードを選ぶことができます。
※LIS費用入力
本プログラムは生化学・免疫血清・血液・一般検査・輸血・細菌・病理・生理システムなど項目の該当する依頼数で費用を按分しますので、該当する関連『部門コード(2桁)』または関連『項目コード(4桁)』を入力してください。
※LAS費用入力
開栓ユニット、自動遠心ユニット、分注ユニットの様に、関連する項目が異なるユニットは、各々のユニットを個別に記入し、それぞれ関連する『部門コード(2桁)』または関連『項目コード(4桁)』を入力してください。
※分析機費用入力
試薬リースによる分析装置使用も、年間保守費用および年間修繕費用がある場合のみ該当欄に記入してください。
項目によっては緊急・ルーチンで分析装置を分けている、あるいは複数台の装置で同じ項目を並行に測定している等の場合、関連する全ての分析装置について記入してください。
「装置費登録」入力例
『償却年数』は、耐用年数表をご参照ください。
III:試薬・消耗品登録 (項目別1依頼あたりの試薬費)
試薬費は、『直接試薬費』『間接試薬費』をもとに、年間依頼数より項目別1依頼あたりの各費用を按分算出し、その合計を項目ごとの試薬費とします。
(1)直接、間接試薬費・消耗品入力
直接、間接試薬の『試薬費 製品名』『年間購入額』と、その製品に関連する全ての『関連部門コード(2桁)』『装置No.(3桁)』『項目コード(4桁)』のいずれかを入力してください。
右クリックすると入力補助リストが表示されコードを選ぶことができます。
「試薬・消耗品登録」入力例