検査室総合マネジメントのすすめ

「代表20項目平均コスト指数」では、コスト算出手法、項目の選択、病院ごとの診療内容特殊性の勘案など、まだまだ議論の余地はあるかと思いますが、比較的簡単な算出方法で定量的または相対的に施設間を比較し検査部門の経済面を評価する物差しとして使えるのではないかとの手応えを得ることができました。

しかし、今日の地殻変動とも言える検査室環境変化のなか、検査室が要求される機能は、ますます高いレベルのものに移り変わっています。「代表20項目平均コスト指数」も定期的にこれらの内容を見直し、常に時代にマッチしたものとなるよう努力したいと考えます。

たくさんの検査室にご参加いただき比較対象が広範なものになる･･･、つまり比較の物差しの信頼性が向上することを期待しております。ぜひ、みなさまの検査室の実力を把握する一助にご利用いただければ幸いです。 弊社では、「代表20項目平均コスト指数」や「検査室機能面評価シート」のプロフェッショナル版を使用し、みなさまの検査室のコンサルティングを行なう部門を設けています。ご興味のある方は弊社各支社、担当者または、お問い合わせ[送信フォーム]よりご連絡ください。

今回ご協力いただいた病院の皆様には心よりお礼申し上げます。

• コスト算出の手引き(コスト指数計算ファイルの利用ガイド)
• コスト指数計算ファイルとその見本版[ダウンロード（登録）]

※ダウンロードは、医療従事者に限らせていただきます。メーカーの方はご遠慮ください。