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たとえば・・・Solution!

Vol.11 ヘパリンモニター編

Q

「血液透析などの体外循環で使うヘパリンなどの抗凝固剤の使用を適切に管理したいのですが、良い方法はありますか?」

A

検査業務の最適化を実現する

血液凝固分析装置

CG02N

CG02Nは内因系凝固検査のAPTTを測定できます。透析や人工心肺などの体外循環を行う際には抗凝固剤が投与され、主にヘパリンが使用されます。ヘパリン量を適切に管理するためにはモニタリング測定の実施が望ましく、CG02Nは測定時間約5分、簡単操作で迅速にAPTTの結果を提供します。

検査技師のイラスト

APTTを簡単測定。遠心なしのクエン酸加全血でヘパリン投与中のモニタリング測定が可能です!

解説

透析や人工心肺などの体外循環を行う場面や、心臓カテーテルなどの処置が行われる場面では、血液を固まらなくさせるために抗凝固剤が用いられます。特に広く用いられている抗凝固剤はヘパリンですが、その投与量が不足すると、体外循環路の閉塞(つまり)などが発生し、過剰だと止血困難(出血傾向)になってしまいます。また、ヘパリンはHIT(ヘパリン起因性血小板減少症)などの重篤な副作用を引き起こすことから、適切な使用が求められます。

透析中のヘパリンの効果を、一般的に使用されているACT(活性化全血凝固時間)とAPTTの比較検討を行ったところ、ACTよりもAPTTの方がヘパリンに対する感受性が高く、ヘパリンの効果をより明確に捉えました。

ACT(活性化全血凝固時間)とAPTTの比較  CG02N 
* ACT: 活性化全血凝固時間 届出番号 14B3X000010000FS


また、各検体による検討ではCV値 2.3%以下と再現性は良好でした。

CG02NでのAPTT測定

CG02でのAPTT測定

参考文献
鶴谷敬之、他 : 「CG02システムを用いたヘパリンモニターの性能評価」 人工臓器(日本人工臓器学会) 35巻、2006年